6月の花嫁

ジューンブライドって、何でこんな時期にやるんでせう?
梅雨でジメジメしてて、田植えの時期と重なって農家は忙しいのに。
これについては、以前世界史の先生に話を聞いたことがあります。
 
ジューンブライドってそもそも中世ヨーロッパ発祥なのよね。
ほら、ヨーロッパといえば西岸海洋性気候や地中海性気候ですよ。中学地理ですよ(・∀・)
日本は温暖湿潤気候ですが、それに比べて圧倒的に降水量が少ないです。
梅雨なんてものは無く、却って6月の降水量は年間を通じて一番少ない時期だったりもする。
天候に恵まれやすいという理由が一つ挙げられるわけですね。
 
また、6月という時期は暑からず寒からず、最も過ごしやすい時期だというのも理由のひとつ。
なぜかって、当時の小作農民の家なんて狭い掘立て小屋のようなもの。
フランダースの犬とか見ても、部屋なんて概念すら存在してない雰囲気。
そんな中でケコンした2人が共同作業をしようとすると、隣で寝てる家族に気を遣わなきゃいけないわけで・・・
さてどうするか、表で(以下自粛)
 
というわけで、天候に恵まれやすく、暑くもなく寒くもないこの時期にケコンするのがジューンブライドの始まりなんだそうです。